新社会人の人達へ (うつについて2)
新社会人の人達へ
どうも、うつ病の人です
私が新社会人に言えることなんてたかがこれくらいです。
なってしまった私が思ううつ病予防法
です。
まずうつ病になった経緯から
私がうつ病になったのは、新卒で入った会社でのことです。
最大の要因は「過剰な労働」「集団との価値観の違いとその圧力」でした。
当時、会社のグループ全体が色々と過渡期であり、関連会社の設備や体制の立ち上げと調整の影響を食らって、その分の仕事も請け負うことになってしまい、会社全体の仕事量が馬鹿みたいに増えました。
その状況であるにも関わらず、増員は無し。というか、雇ってもすぐに辞めていく状態でした。
結果、長時間残響+休日出勤を前提とした労働スケジュールが組まれました。
緊急的措置なのは承知の上ですし、これがたまに起こるならまあ、分かるんです。しかし、
これが1年以上続きました。
どう考えても、管理体制がちゃんと機能していれば本来あり得ません。
この段階で、次のような症状が出ました
- 頻繁な響くような頭痛
- 刺すような腹痛
- 体が重い
- しょっちゅう夜中に目が覚める
- 目がズキズキと痛む
- 鼻血が出る
- 肩がこる
- 人の話が聞き取れないし、聞こえても理解できなくなっている
- 暗いところがすごく落ち着く
- 家でも「帰りたい」と気がついたら言っている
この頃、病院にかかると、過労と診察されました。
尚、精神科にかかった際「なんでこの段階で来なかったんですか!」と言われました。
複数の症状の自覚が長期間あったり、病院でも「過労」くらいと判断された方、精神科や心療内科に行ってみてください。
そして、この時、私の祖母が亡くなり、遠方の実家に帰らなければなりませんでした。
この際私は、忌引き休暇と有給を使い実家に帰ることになりました。
その際、先輩方に
「なんで休んでんだ。忙しいのに有給まで使って!おまえが通夜に行く必要があるのか!」と
通夜に行くことを責められました
これがとてつもなくショックでした。
背景を話すと、急死に近かった状態で、葬儀の日程も急に決まり、地方を跨ぐ移動の必要もありました。
更に、直系の3親等で、葬儀の執り行いに携わるべき立場であり、有事の際色々と立ち会う必要もありました。
「通夜・葬式のため忌引き休暇をください。」と上司にも許可を習得済みで、私がいなければできないような案件が無く、引き継ぎの必要も無かったにも関わらず
祖母の通夜・葬儀への参加のための休暇取得で責められなければならないのかという思いがありました。
また、この年の社員旅行や飲み会を喪中ということで断ったのにも何故か分からないですが
「酔っぱらいの介護役なんだから来いよ。何故、来なかったんだよ」と出席しなかったことだけでなく、最初から介護要員扱いのように言われました。
結果、連日連夜の長時間労働+休日出勤+明確なストレスで体調不良悪化と睡眠不足。
この時の体調不良の内容
- 絶えず鈍く響く頭痛がする
- 胃が切りつけられたかのような腹痛
- 胃液の逆流、嘔吐
- ひどい下痢
- 鼻血が出るし、なかなか止まらない
- 何故か何もないのに涙が出てくる
- 顔がこわばる
- 一睡もできない日が週に1~2日ある
- 出勤中に足が突然止まることがある。
- 気がついたら傷ができている
- 駅のホームで、電車が来るとで飛び込もうという考えが頭をよぎる。即、危険と判断しベンチや柱にしがみつく
正直、こうなる前に、精神科や心療内科にかかっていれば良かったと思います。
そこから来る仕事のミス。
それにより「祖母の死を引きずるな」と言われるのはまだいいとして、
「飲みに行こう・食べに行こう」と誘われ、「気を遣ってくださるのはありがたいですが喪中の身でもあり、体調も悪いので」と断ると、露骨に嫌な顔をして「付き合いが悪い」と言われ続けました。
オマケに、結局その方々たちだけで行き、二日酔いになってこちらに負担をかけてくる始末。
「飲まないとやっていられない」らしいですが、じゃあ、「飲まない人に迷惑をかけないでいただきたい」し、「そもそも飲まない・飲ませないとと本音が言えない・聞けないと考え方が危険です。」
と言っても、何故か責められました。
こんな日々が続いたある日にどうしてもベットから起き上がれず、やっと起き上がって玄関まで行ってもドアがどうやっても開かない状態になりました。
そして、2日後、親から電話→親が来訪→直接、絶対に精神科か心療内科に行けと言われ
精神科に行き、うつであると診断されました。
この1月前から出始めた症状
- 顔が完全に無表情だった(らしい)
- 食べ物がまともに食べられない
- さっきまで何をしていたのか分からないことや、何をしようとしたのかを忘れることが多発
- 何故か泣きたいのに、涙が出ない
- 絶えず目がズキズキと痛い
- 酷いときは水を飲んだだけで吐く
- 気がついたら横断歩道の真ん中で立ち止まっていることがあった
- 頭の中で「逃げろ」という自分の声が聞こえる
もう、この状況になったら、そもそも考え事がまともにできません。
周囲にこんな人がいたと気がついたら、精神科・心療内科に連れていってあげてください。
そんな責任持てない・できないという方は
ベンチや、地べたでも良いので歩道の内側、人がよく通る所で座らせてあげてください
少なくとも、目の前で死なれるよりはマシだと思います。